新潟・上越妙高地域でがんばる酒屋さん10店による「日本酒研究会・酒らぼ(さけらぼ)-SakeLab-」

鮎正宗シダーカスク2016発売のあらまし

鮎正宗シダーカスクの誕生と、再発売への道

【着想-なぜ樽酒?】

酒らぼで、夏の季節に合うようなプライベートブランドをつくりたい
発端は、何気ない想いからでした。
夏、暑い時期でも、日本酒を飲んでもらうには?
私たち酒らぼが注目した視点は「さわやかに飲めるお酒」。
それも、飲むその瞬間から、爽快感を楽しんでもらえるような。

--香りの面から、清々しさ、スッキリとした感覚を堪能できるお酒はないだろうか?--

そんなイメージから、「樽酒」という考えにたどり着くのは、むしろ自然な流れだったかもしれません。

樽酒に使用される杉の樽

樽酒に使用される杉の樽

かつて日本酒は、杉樽で貯蔵していたがゆえに木の香りが付いていて、その香りは木香(きが)と呼ばれていました。
昭和初期に登場したホーロータンクや現在の主流であるステンレスタンクは管理/衛生面からもメリットが多く、樽での貯蔵/熟成は減少していますが、今日に於いても、祝い酒などでは利用されています。

木の香りには「癒し」の効果があると言われています。
森林浴やひのき風呂などで感じる香りや雰囲気を、お酒でも楽しんでいただけたら--
木香のつく樽酒で、そんな夏の日本酒を目指そうと、決めたのです。

 

【鮎正宗酒造とのタッグ】

鮎正宗酒造

鮎正宗シダーカスク製造元 鮎正宗酒造株式会社

鮎正宗酒造さまに協力を依頼した理由も、樽酒のイメージを大切にしたいから。
そして、妙高地域で古くから酒を造り、その味わいを親しまれている蔵元に協力してもらいたいと考えたからです。
「鮎正宗」というブランドの核である鮎が清流を泳ぐイメージと、杉樽の木の香りが出す清涼感。
そのふたつが、同じ「さわやかなもの」としてぴたりと重ね合ったのです。

鮎正宗酒造
創業140年。妙高市の山あいの里・猿橋に蔵を構えています。
新潟県内でも有数の豪雪の地であり、寒仕込みの1~2月ごろには2メートルを超えて積もる深雪に蔵はすっぽりと包まれます。そのような厳しい自然の中で、蔵人が心を込めてうまい酒造りに取り組んでいます。
鮎正宗酒造の魅力の一つは、蔵の敷地内から毎時6トンもの量が出る湧き水。酒造りの仕込みにはその湧き水を使用し、鮎正宗ブランドのやわらかな口当たりの一端を担っています。雪中貯蔵酒や女性に人気の発泡性清酒、ピンク酵母使用の色付きにごり酒など、独自の商品開発を日々行っている研究開発型の蔵元でもあります。

 

【2015年7月11日、シダーカスク・即完売-手応えと反省】

2015年7月11日、鮎正宗シダーカスク発売

2015年7月11日、鮎正宗シダーカスク発売

2015年7月11日。鮎正宗シダーカスクが初めて酒らぼメンバーの店頭に並びました。
発売前には、地元新聞社などメディアにも取り上げていただいたり、店頭での告知、予約受け付けに務めました。
発売日当日、その結果は・・・メンバーも想像していなかった「即日完売」。

驚きの一言でした。
メンバーの想いと、このお酒に込めたコンセプトが評価されたと同時に、酒販店が協力してオリジナル酒を販売するという珍しさ、酒らぼというグループへの期待度からの完売だと思いました。大変にありがたいことです。

その一方、興味を持っていただいた方にしっかりとお届けできなかった、という反省も残りました。
予約告知や在庫数の把握など、行き届かなかった部分もあり、大変ご迷惑をおかけしてしまったのは事実。 メンバーの間で、「来年も売らなきゃ申し訳ないのではないか」 「来年もお客様にお届けし、反応をや感想を集めて見極めたい」という想いは自然と出てきました。

 

【2016年バージョン、始動。】

2016年、シダーカスクをふたたび販売いたします!

2016年、シダーカスクをふたたび販売いたします!

その後の酒らぼの活動を経て、鮎正宗シダーカスクはさらにパワーアップして帰ってきます。

よりいいものを、よりお届けやすくするために。
発売時期、予定数量、香り付けに関する蔵元への要望・・・。会議を重ね、納得いくまで話し合いました。
酒らぼメンバー全員の、たくさんの思い入れと期待を込め、2016年6月3日(金)、鮎正宗シダーカスクはいまふたたび店頭に並びます。

現在、酒らぼメンバー全店にて、予約受け付け中です。

 

【ラベルデザインにも想いを込めて】

ラベル制作は、もちろん酒らぼメンバーである三上酒店・三上雄一郎によるオリジナルデザイン。

 

シダーカスク2016・ラベル

シダーカスク2016・ラベル

樹木から鮎が生まれるイメージに重ね合わせたラベルは、シンプルでありながら、今までの日本酒、樽酒のイメージを良い意味で覆す、日本酒に新たな感覚を抱かせるデザインです。
昨年販売時には、たくさんのお客様から「ラベルがきれい」「手に取りやすいデザインだった」というお褒めのお声を頂戴しました。メンバー一同、とても気に入っていて思い入れのあるラベルです。
さらに2016年バージョンは、販売年度(2016)に加え、昨年からの変更点もひとつだけあります!
実際にお酒を手に取っていただき、ご確認いただければと思います。

 

【6月3日。「鮎正宗シダーカスク」をふたたび皆様にお届けします。】

鮎正宗シダーカスク2016

鮎正宗 シダーカスク 2016
AYUMASAMUNE Cedar-Cask 2016

気温が上がり夏の到来を感じ始める6月はじめ、鮎正宗シダーカスクをふたたび皆様にお届けできること、とても嬉しく思います。
酒らぼメンバー店の店頭に、3日の開店時からずらりと並びます。
昔から樽酒を知る世代はもちろん、日本酒を飲みなれていない20代30代の人の「はじめの一歩」としても。
老若男女問わずおすすめできるお酒です。

鮎正宗シダーカスク2016
720ml-1,600円(税込)
2016年6月3日(金)発売
酒らぼメンバー店全店にて、予約受付中。
「鮎正宗シダーカスク」商品詳細はこちら。
「鮎正宗シダーカスク」販売店(酒らぼメンバー店)はこちら。

お問い合わせはこちらまで

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