脱・日本酒飲まず嫌い
今回ラベル制作を担当しました、三上酒店・三上雄一郎です。
家業を継いで一年半が経ち、日本酒の美味しさに日々感動しています。
家業を継ぐまで、ほとんど日本酒を飲んだことがなかった私。
飲まず嫌いとは、まさしくこのことです。(笑)
ただ、全ての日本酒を初めから美味しく感じたわけではなかったです。
一番最初においしいと感じた日本酒のタイプは、『エレガントな香り』のものでした。
飲み始めたときは、俗にいう「日本酒っぽい香り」を感じただけで拒絶していました。
鼻をつまんで食事をするとおいしくないと言われるように、飲食において『香り』というものがいかに重要か、身をもって感じました。
※いまは、俗にいう日本酒っぽい香りの方が好きなんですけどね。
私と同じように日本酒を飲まず嫌いな方、若い世代で素敵な日本酒に触れ合うキッカケがない方、そういった方に、『香り』の良いエレガントな日本酒に触れてほしい!
そう強く思うようになりました。
若手醸造家・池田剣一郎の挑戦
日本酒を飲まず嫌いな方、若い世代で素敵な日本酒に触れ合うキッカケがない方、そういった方に、『香り』の良いエレガントな日本酒に触れてほしい!
この想いを形に変えてくれたのが、千代の光酒造 池田剣一郎氏です。
池田剣一郎氏は現社長のご子息で後継者として近年入社しました。
2015年秋に責任醸造で手掛けた独自の新ブランド「KENICHIRO」を発表し、地元上越地区はもちろん、県外の日本酒ファンからも大変注目を集めました。
そんな剣一郎さんを酒らぼの商品会議にお呼びし、手作りのラベルを瓶に貼って、
「ラベルイメージに合うエレガントな酒を作ってください!」とお願いをしました。
今思うと無茶苦茶なお願いですが、酒らぼも千代の光酒造も目指す想いは同じ。
「おいしい日本酒をたくさんの人に飲んで欲しい」
剣一郎さんは試行錯誤の末、見事にイメージ通りのお酒を作ってくれました。
ピルエットは、まさにエレガントそのものです。
ラベルから味のイメージが膨らむものを
今回の千代の光 ピルエットの最大の特長は、遠心分離機による製造。
遠心分離のメリットとしては、
・圧力ではなく遠心力で搾るので、過度な負担がかからないキレイなお酒になる。
・密閉空間で搾るため、香りや風味が飛ぶことなく、酒の中に良く残る。
遠心分離によって、とてもキレイで香りの良いエレガントなお酒が生まれるんです!
今回は・遠心分離の«回転»と遠心分離が生み出す«エレガントさ»をバレエのピルエット(回転(ステップ)の代表的なもの)に見立て、モチーフにしました。
バレリーナのピルエット(回転)は、とてもエレガントでまさに酒質イメージとぴったりです!
ラベルからお酒の持つ≪エレガントさ≫が皆様に少しでも伝われば幸いです。
千代の光Pirouette-ピルエット 商品詳細ページ はこちら。
千代の光Pirouette-ピルエット 販売店(酒らぼメンバーページ)はこちら。